成長できる環境を求めて、転職活動をスタート
Q:前職はどんなお仕事をされていましたか?
A:Cocoliveに入社する前、私は1年3ヶ月ほど「広告会社」の営業に従事していました。
その会社では、飲食店を対象としたサービスを提供しています。例えば、飲食店のオーナーや社長、店長といった方たちに飛び込み営業をかけ、広告掲載や運営サイトへの加盟を促すのが仕事です。また実際に契約が取れた後は飲食店を継続してサポートするのが主な事業内容です。
まず1年目はルートセールスという形で100店舗くらいある飲食店を訪問して回る日々を送っていました。1日10〜20店舗を回るのが当たり前で、ひたすら足を動かします。一方2年目に入ると、足で稼ぐルートセールスとは真逆の「インサイドセールス」の部署へ異動することになり、業務内容が大きく変化しました。
Q:広告会社から、新たに転職を考えたきっかけは何ですか?
A:2年目から営業の仕事内容が分業制になり、自分のやりたい職種を見つけたことが転職を考え出したきっかけです。
もともと「クライアントと伴走したい・サポートしたい」という思いから1社目に入社したため、1年目に実施していたルートセールスはその考えに合致していました。2年目になると新たなポジションであるインサイドセールスに異動となりました。ここでは「アポイントを獲得するまで」が仕事の中心であり、アポが取れれば他の担当者に仕事が引き継がれるというスタイルでした。
この変化により、私は本当にやりたかった「伴走」ができないと感じました。数か月間インサイドセールスとして働き、アポが取れるようになった時点で転職を考えるようになりました。
転職の際、私はカスタマーサクセスへの挑戦を望むだけでなく働く環境を1番に考えていたことから、より刺激的でバリバリ働く環境で成長したいという強い思いもありました。
Cocolive社員の人柄や仕事の取り組み方に共感し、入社を決意
Q:カスタマーサクセスについて知った・興味を持ったタイミングはいつですか?
A:カスタマーサクセスについて知ったのは、以前働いていた会社が新型コロナウイルスの影響を受けて分業制になったことがきっかけです。
2020年の新型コロナウイルスのまん延によって、当時働いていた会社が分業制になりました。その中で会社の部署が「インサイドセールス」「ルートセールス」「カスタマーサクセス」の3つに分かれて、私は2年目からインサイドセールスに配属されることとなりました。
私はもともと、仕事をするなら1回の関係で終わるのではなく、長期的に関係性を築いていける仕事をしたいという考えを持っていました。クライアントと伴走できるカスタマーサクセスなら、自分がやりたかった関係構築をしながら、きっと人に感謝されつつやりがいのある仕事ができるはずだと感じ、関連する転職求人を探し始めたんです。
Q:Cocoliveに入社を決めた理由は何ですか?
A:Cocoliveに入社したいと思ったのは、面接に対応してくれた方たちに良い印象を感じたからです。
実は転職活動時、Cocoliveとは別に、もう1社カスタマーサクセスの会社への入社で迷っていました。もう1社のほうは、規模が大きかったほか、年収や福利厚生も含めて条件面で優れていました。待遇に関しては、Cocoliveよりも優れていた点があったと思います。しかし私は、待遇よりも自分の成長を望みました。
Cocoliveの面接を担当してくれた1人に、今の上司でもある杉本さんという方がいらっしゃるのですが、杉本さんは仕事への取り組み方や考え方を聞いて、ここで働きたいと強く思いました。
他の会社では、私が会社のために何ができるのかを聞かれるような面接が多かったのですが杉本さんは違いました。私自身がこの先どうしていきたいのか、そのための環境がこの会社にあるかどうか、という点で話してくださり、働くイメージを持てたことを覚えています。何を伝えても次のアクションを提案してくださる方でしたので「この人と一緒に仕事ができれば、きっと何か変わるだろう」という気持ちが生まれました。
また、面接を担当してくれた皆さんから、Cocoliveが実施するカスタマーサクセスの特徴や魅力、違いを教えてもらえたことも入社を決めるきっかけになりました。同じカスタマーサクセスでも会社によって全然違うことを知りました。話を聞いた結果、自分が持っていない能力や考え方を鍛えられるのはCocoliveのほうだと判断できました。
一緒に働かせていただきたい上司がいるということもあり、Cocoliveへの転職を決めました。
Cocolive入社後に感じたこと・実践していること
Q:Cocolive入社後にギャップを感じましたか?
A:ギャップはあまり感じませんでしたが、強いて言えばプラスのギャップがありました。最初、Cocoliveのフルリモート体制に「心細さを感じるのでは…」と不安を抱えていました。ですが実際には、社内のチャットツールがずっと動き続けており、想像の100倍くらい心細さを感じませんでした。
もちろんフルリモートなので1人で仕事していますが、すぐにCocoliveの誰かと会話できるほか、SlackのチャットやZoomのビデオを使ってコミュニケーションを取れます。いつでも質問できる環境がとてもありがたかったですね。
また、Cocoliveでは月1回、締め日として会社に集まるタイミングが設けられています。直接顔合わせする機会も準備してあるので、コミュニケーション不足に悩む心配がありませんでした。最近は仕事以外でもメンバーとプライベートで会い、交流する機会も増えてきているため、より一層充実した生活を送ることができています。
Q:Cocoliveのフルリモート体制に苦労したことはありますか?
A:私の場合、特にフルリモートで悩むことはありませんでした。先ほどお話ししたように、チャットやビデオ通話でいつでもコミュニケーションを取れる環境が整っています。
また、フルリモートだと好きな場所で働けるのが嬉しいです。私の場合、普段は自宅ですが、年に数回、地方の祖父母の家で働き、休日は畑仕事をする生活を送ることができています。
Q:Cocolive入社後2年ほど経過しましたが、どういったことに大変さを感じましたか?
A:大変だったことは、大きく分けて2つあります。
1つ目は、はじめて業務のリーダーに選ばれたときです。当時は自分ひとりのKPI・KGIを考えるだけでしたので、先輩に頼り、目標達成も難しくないと感じていました。そのためメンバーにも同様のやり方を反映していけば、業務をうまく進められると考えていました。ただ実際にメンバーで動いてみると、その考えが甘かったことに気が付きました。自分1人の計画はできても、メンバー全員のことを考えるとなると時間や労力が何倍もかかります。また、チーム全体のモチベーションの維持や、業績を伸ばしていく方法が思い浮かばなかったことなど、つまづきかけていた場面が多々ありました。
2つ目は、オフラインセミナーで登壇することになったときです。オフラインセミナーでは、約100名の人たちの前で有料で公演を実施します。資料やプレゼンの準備をして話す練習を重ねて指導いただくたびに「自分はこれまで何も考えずに仕事していたのでは?」という不安に駆られることがあったんです。人に伝えるということの難しさ、納得してもらうための大変さに頭を抱えていました。
これらを乗り越えることができたのは、先輩方の存在が大きかったです。通常のカスタマーサクセス業務以外のこういった悩みでも、相談すると誰もが手を差し伸べてくださります。自分で考えを持ちながら先輩に相談することが大切だと感じており、今でも先輩に助けられながら日々働いています。
Q:業務をうまく進めるために工夫・努力したことはありますか?
A:とにかく「仕事のやり方を真似する」「業界を理解する」ことに集中しました。
まず私は入社してすぐに、先輩の打ち合わせに同席するように努めました。当時は同席というのがまだ当たり前ではなかったのですが、先輩のパターンを真似てみたい、話し方を覚えたいという気持ちがあったので、積極的に同席させていただきました。おそらく、当時は私の同席数が最多だったと思います。ちなみに同席した際は、観察して終わりではなく「これってこういうことですよね?」と自分の認識に間違いがないか先輩に確認を取っていました。自分が学んだことをすぐにアウトプットすることで、少しずつ打ち合わせのスキルが身に付いていったと思います。
また、私が業務担当として動き始めるようになってからは、クライアントと仲良くなり素直に業界の情報を聞くように努めました。何も分からないまま話を流してしまう人もいますが、それだとクライアントの業界のことを理解できません。より深く業界のことを理解して、高品質なカスタマーサクセスを実施するためにも、私は素直に聞くというスタンスで業務を実施していました。さらには、実際に会社を訪問させて頂いて、仕事の様子を伺わせていただいたこともあります。
こういった工夫を繰り返していった結果、少しずつ仕事や業界の理解を深めていき、自分1人で業務を進行できるまで成長できました。
Q:Cocoliveの仕事を通じてうれしかったこと・達成感があったことを教えてください
A:Cocoliveに入社してうれしかったこと・達成感があったことはいくつも見つかります。
まず、私が実施するサポートに対し「ありがとう」と声をかけてもらえることが、素直にうれしいです。また、Cocoliveで提供しているKASIKAというMAツールのサポートや、そこに関連する相談にも対応して目標を達成できたときに「大出さんのおかげだよ」と言われるととても達成感があります。
また、先輩やメンバーからの感謝の言葉も私のモチベーションにつながっています。評価された分だけ昇給につながることも嬉しいですね。
ほかにもリーダー経験をさせていただいていること、セミナーで登壇する機会をいただけたことなど、Cocoliveに入社しなければ経験できなかったことばかりですので、さまざまな機会を設けてもらえて良かったと思います。
Q:Cocoliveの社内リーダーに抜擢されるまで、努力・工夫したことはありますか?
A:「自分のKPIを必ず達成する」ことを目標として動いていました。ただ、KPIを達成できなさそうなときもあります。その際には、ひたすら先輩に相談して問題を解決していました。例えば、前述した先輩の杉本さんは人を伸ばしてくださる方なので、よく相談していました。実際、社内リーダーに抜擢されるきっかけとなったのも、杉本さんと1on1で会話し、自分の目指す目標を決めることができたからだと思います。
もうひとつ、自分のカスタマーサクセスの仕事だけでなく、それ以外のプロジェクトにも積極的に参加する姿勢で動いていました。もともと私は、リーダー向きの性格ではありません。おそらく当時は人を引っ張る力もなかったと思います。しかし、積極的に動いてスキルを身に付けていったこと、そして杉本さんの協力があったことから、リーダーとして動けるようになったと実感しています。
Q:Cocolive入社後の社内サポートに助けられたと感じたポイントはありますか?
A:Cocoliveでは、誰でも相談に乗ってくれる、助けてくれるという万全のサポート体制が整備されているのが魅力です。
例えば、分からないことを誰にでも相談できることはもちろん、入社した人には必ずリーダーとメンターが1人付きます。毎日夕方に1on1の相談時間を準備してもらえていたため、その日のうちに気になることや不明点を解消でき、悩み続ける心配がありませんでした。
さらに、Slackを使ってすぐに相談できるのが便利でした。質問を投げてみると、ほぼ全員からすぐにコメントをもらえます。他にも社内用のマニュアルなど複数のサポートが整っているため、1人で悩み続ける心配はなかったと記憶しています。
努力を惜しまず「まわりを巻き込める人」と働きたい
Q:Cocoliveはどのような人が活躍できる会社ですか?
A:いろんな性格のメンバーがいますが、その中でも「まわりを巻き込める人」「自分の夢や目標がある人」ほど、Cocoliveで活躍できると思います。
まず、まわりを巻き込むことができれば、新しいプロジェクトを進行・発展できるようになります。自分が先導することによって活躍の機会が手に入るので、Cocoliveで活躍したいなら、積極性があると素敵ですね。これまでどんなプロジェクトでも「NO」と言われているところを見たことがありません。想像以上になんでもできる環境なので、大胆に積極的に行動してほしいです。
また私の抱えるユニットの中に、起業を目標としているメンバーがいます。何か目標を持って動ける人は、積極的に動く力があることはもちろん、夢を実現させるための勉強を欠かしません。実際Cocoliveにはどんなことにも挑戦できたり、役員から学べたりする環境があるので、夢に向かって努力する人にとってとても良い環境だと思います。
Q:どのような人と一緒に働いていきたいですか?
A:私は、自分に「芯」がある人と一緒に働きたいですね。
例えば、何かやりたいことがある、仕事に興味がある、将来の夢があるといった人たちは、全員自分に芯を持っています。芯がある人ほどやる気を持って仕事に取り組んでくれますし、周りに良い影響を与えてくれます。
また、漏れの無く報連相ができる人はすごく魅力的です。顔合わせのないフルリモートの状態で働いているので、些細なことを報告・相談できる人なら、うまく連携しながら業務を進行できます。
Q:Cocoliveに入社を希望する人たちにアドバイスはありますか?
A:今スキルを持っていないと悩んでいる人は、安心してください。私が先輩の杉本さんのおかげでリーダーに抜擢されたように、Cocoliveにはスキルを成長できる環境がいくつも転がっています。
スキルがなくても芯がある、何かやりたいことが決まっている、今のうちに成長したい、という人は、きっと活躍できます。
ひとつでも条件に合う項目があるなら、ぜひCocoliveへの入社を検討してみてください