新たな挑戦、そして成長のためにCocolive株式会社へ転職
鈴木:Cocoliveに入社される前のおふたりの経歴をお聞かせください。
宮居:私はCocoliveに入社する前まで、建設関係の営業に従事していました。詳しく説明すると、建物を建築するための地面の強度を調査する地盤調査会社で営業の仕事をしていました。
私の主な営業先は、建物の設計業務等を行う工務店などが対象です。自社で提供している調査サービスを利用していただくために「調査会社を変更しませんか?」と営業して回るのが仕事でした。
鈴木:ほかの地盤調査会社と契約している工務店に対し、宮居さんの調査会社に契約先を変えていただけるよう営業をするのが仕事だったのですね。
宮居:そうですね。建設業界では地盤調査の情報が必要不可欠ですので、各工務店は必ずどこかの調査会社と契約をしています。とはいえ、調査会社によって費用や調査の品質が違うため、自社の良い面をアピールしたり、調査後の工事のあっせんなど付加価値を付けて変更を促す、という仕事を泥臭くやっていました。
鈴木:ありがとうございます。宮居さんは営業の仕事がやりたくて地盤調査会社に入社されたのでしょうか?
宮居:そうですね。営業に興味があったことと、就職活動の際にビジネスシーンでの立ち振る舞いや、言葉遣いを鍛えていきたいと考えていたため、社外の方とかかわる機会の多い営業という職種を選びました。
鈴木:ご自身を成長させるため、ストイックに働かれてきたんですね。続いて佐藤さん、お願いします。
佐藤:はい。私はCocoliveに入社する前まで5年間、教育業界で、業務改革のITツールを販売・活用促進の仕事をしていました。簡単なイメージとしてはITツールを提供する教育機関を訪問し、先生方にツールの使い方をレクチャーしたり、子どもたちがプログラミングの授業等で利用する授業支援ツールなどの活用提案も実施していました。
また、別製品を提案する機会があれば、ITツールのお話を出すこともあったので、営業の一端を担うような働き方をしていましたね。
鈴木:ありがとうございます。ということは、佐藤さんが専任で担当している学校があり、そこに訪問しつつインストラクター兼営業の仕事をされていたということでしょうか?
佐藤:基本的にはそうですね。ただ初期導入で動く営業マンが別にいるため、私が業務を担当するのはITツールの導入が済んだ後からがメインです。当時の会社では数百万〜一千万円程度のITツールをリース契約で提供していたため、例えば、5年間で契約をされた学校にITインストラクターの私が出向き、サポートを提供し続けるイメージです。
また営業マンの方に同行してデモを担当する機会もあり、実際に操作方法や活用イメージをデモしつつ、ITツールの魅力を伝えるといった提案活動にも対応していました。
鈴木:なるほど、つまり提案力が求められる仕事なんですね。
佐藤:そうですね。先生方の反応を見ながら、製品のデモンストレーションをしたり、操作のレクチャーをすることが多かったので、提案力はかなり鍛えられたと思います。
鈴木:もともと提案や人と話すことが得意だったのでしょうか?
佐藤:いえいえ、当時は知らない人と会話をするのが得意ではなかったので、それを克服するために、ITインストラクターの仕事をはじめ、約5年間従事しました。
鈴木:そうだったんですね。佐藤さんの現在のプレゼンテーション能力は、きっと前職の経験が活かされているのですね。
では、次にCocoliveに入社するきっかけを教えてください。
宮居:実は、前職の営業先である工務店の人から聞いた話がきっかけとなり、Cocoliveへ入社することを決めました。
まずCocoliveが提供しているMA(マーケティング・オートメーションツール)の「KASIKA」は前職の営業先だった工務店さんなどでも利用されているツールなんです。ただ、MAを導入せずに経営されている会社も多いようで「今はこうやって仕事をお願いしているけど、新規の案件が取れないから来月から依頼できないかも」というようにお悩みを伺うことも多い状況でした。
基本的に、どの会社も新規のお客様が取れないというポイントに悩まれていたので前職の知識を生かして解決できそうな仕事がないか?と調べていたときにCocoliveを見つけたんです。
鈴木:確かに工務店さんの新規案件の獲得には「KASIKA」のようなMAがうまくマッチしていますね。佐藤さんはいかがですか?
佐藤:転職を考え始めたときに、新しいことにチャレンジしたいなと考えていたんです。私の場合、1社目が食品業界、2社目にIT業界と経験してきたので、また1から挑戦できる環境でスキルを習得したいと思い、Cocoliveを選びました。
鈴木:そうだったんですね。様々な業界で順応できる佐藤さんのポテンシャルの高さ、日々感じています。
Cocoliveには気軽に相談できるチームがあり、新人にも挑戦の機会を与えてくれる
鈴木:前職とCocoliveの営業チームを比べたとき、仕事の違いに対して驚いたことやギャップを感じたことはありますか?
佐藤:私は新人でもここまでやっていいんだと思うくらい、すぐ現場を担当させていただけたことに驚きましたね。例えば、前職では入社後1年かけて仕事を覚えていくという働き方をしていました。対してCocoliveは3ヶ月の研修期間を終えたら、すぐに一人立ちして現場で働くようになります。
圧倒的にスピード感が違うことはもちろん、カスタマーサクセスの研修の一環で営業チームの商談にも挑戦させていただきました。前職で1からの商談経験はありませんでしたが、チームのリーダーから「インサイドセールスの架電だけじゃなく、商談もやってみなよ」と声をかけていただきました。その翌週には自身でアポイントを獲得した企業様の商談を担当し、無事にやり切る事ができました。初めての営業活動で、正直不安が多かったのですが、未経験だった私でもやり抜く事ができるよう、サポートしていただけた事もあり、Cocoliveはチャレンジしやすい環境が整った会社であると実感することができました。
研修を終えた翌月からは、すぐ新規導入企業様に向けた合同講習会の講師として登壇する機会をいただきました。良い意味で通常だと想像できないくらいようなスピード感で活躍の場を設けてくださるので、それがすごくギャップに感じました。
鈴木:ちなみに佐藤さんは、営業研修での目標を早い段階で達成されましたが、こういったチャレンジをする原動力はどこから生まれているんですか?
佐藤:そもそも転職のきっかけが新しいことにチャレンジしたいという考えだったので、どんな困難があっても転職を決意した原点に立ち返って、挑戦するために今の会社にいるんだ!という想いを忘れないからこそ行動も伴っているのかなと思います。
とはいえ、Cocoliveの仕事がすべてがうまくいっているわけではなく、失敗することや落ち込むことも数多くありましたし、リーダー陣の皆さんに悩みをぶつけた事もあります。
ただ、Cocoliveの皆さんは私を励ましつつ、チャレンジすることを褒めてくれます。まるで自分ごとのように喜んでくれるので、きっとその嬉しさや安堵感が私の原動力になっているのだと思います。Cocoliveの皆さんはポジティブな人たちばかりなので、本当に救われる感じがして前向きに頑張りたくなりますね。
鈴木:皆さんしっかりとカバーしてくださるので、リモートの仕事でもかなり働きやすいと感じます。続いて、宮居さんはいかがでしょうか?
宮居:そうですね。私はCocoliveに対して、自由度の高さにギャップを感じました。一般的な会社ではアジェンダ(計画表)や資料を用意したうえでミーティングをし、その後に宿題を出して改善していく、という流れで進めますが、Cocoliveではそれが必ずしも正解とは限りません。
会社の先輩方の言葉を借りるのなら「ゴールはクライアントに満足してもらうこと」なので、クライアントが成果を出せるなら仕事のやり方を自由に決めていいと言われたのが驚きでした。
最初は、右も左もわからない中で不安だったのですが、自身で考えたアイデアを先輩に伝えてみると「いいじゃん、やってみなよ」というようにポジティブに返してくれるんです。新人の言うことだからと否定されることはまったくありませんし、逆に新しい観点の意見が聞けて良かったと言ってくれる方ばかりです。こんな自由度の高い会社は初めてでしたので、その点ギャップを感じましたね。
鈴木:ありがとうございます。そのギャップは宮居さんにとってプラスに働きましたか?それともマイナスに働いていますか?
宮居:もちろんプラスに働いています。特にCocoliveは何を言っても否定から入らない社風がありますし、そういった人柄の人たちばかりなので、新人でも働きやすい職場だなと感じます。また皆さん気遣ってくださる方たちが多いので、個別チャットを送ってくれたりフォローしてくれたりと、仕事はもちろん人間関係においても働きやすい環境がしっかりと整備されています。
鈴木:Cocoliveで働く際に、自身のモチベーションにつながるきっかけなどはありますか?
宮居:私にはモチベーションを維持できる理由が2つあります。
1つ目は、Cocoliveが成長しやすい環境という点です。タスクの多い職種ですので忙しさはありますが、多くの仕事を任せていただけることで「これ、2週間前までできなかったけど、いつの間にかできるようになった!」とハイペースで成長できていることがわかります。例えば、今までだったら計画表をつくるのに何十分もかかっていたのですが、2週間後には半分以下の時間で作成できるようになりました。また、クライアントから頂いた質問に対して即時回答できるようになった時など、日々成長を実感できることがモチベーション維持の理由です。
続いて2つ目は、クライアントから良い返事や感謝をいただける点です。私が提案したアイデアが成功したとき「宮居さんが提案してくれたからアポイントが取れるようになりました」というように、嬉しい返事をいただけます。試行錯誤して提案した案件も多いため、その言葉をいただくだけでその1週間はずっと幸せな気持ちになれますね。
鈴木:確かに、クライアントの生の声を聞けるのはカスタマーサクセスならではですよね。また、Cocoliveは何度もPDCAを回して改善を加えていく社風です。宮居さんもPDCAを回して自分自身をフィードバックできたからこそ成長がわかるようになったのでしょうか?
宮居:その通りです。とはいえ、もちろん挫折しそうなときやタスクが辛く思うことも多々あります。そのような時は、私の所属するチームのリーダーやメンバーの方が忙しい中でも時間をつくって相談に乗ってくれます。
また、今抱えているタスクをうまく処理するアドバイスをくださったり、他メンバーへリソースを分散してくれたりと、メンバー全員が働きやすい状況をつくり出してくれます。そういったチームメンバーの協力があったからこそ、困難をうまく乗り越えられていると感じますね。
鈴木:ありがとうございます。佐藤さんも、モチベーション維持のために行われていることはありますか?
佐藤:まず私も宮居さんと同じように、クライアントから感謝の言葉をいただけるのがすごくうれしいと感じますね。また、私が所属するチームの場合、積極的にチャレンジさせてくれるリーダーがいるので、実際にクライアントに提供する業務資料の作成などを任せていただけます。フォローやアドバイスをもらいつつ、私の今できる限界までチャレンジさせてくれるのがやる気につながっています。
もうひとつ、デザイン未経験の私にLP(ランディングページ)の画像作成を依頼していただいたこともあります。デザインスキルがない中で、創意工夫して作成しましたが、そちらを実際にクライアントのホームページに掲載していただくことができ、その時達成感を得ることができました。未経験でもチャレンジできる、良い意味で例外がありつつも挑戦しやすい会社だなと感じます。
鈴木:Cocoliveは目標意識を持って働く人の多い会社ですが、おふたりは仕事をするうえで何か意識されていることはありますか?
宮居:私が所属するカスタマーサクセスでは、KPI(目標達成のプロセスにおける評価指標)を立てたうえで業務を進めるのが一般的です。またKPIを考える際には複数の中間目標を立てる必要があるので「必ず中間目標を達成する」ことを日々意識して働いていますね。
もちろん全てがうまくいくわけではありませんので、着実にひとつずつ達成することを目指して動いています。
鈴木:ありがとうございます。続いて、佐藤さんはいかがですか?
佐藤:主に2つのことを意識しています。まずは現状に満足せずもっと高みを目指すということです。例えば、私は得た知識を活かしてKASIKAの活用ブックを自主的につくっているのですが、それを1回きりの作成で終わらせるのではなく、何度もブラッシュアップして良いものにしていくことで、情報を整理し確実なものにしています。
また、積極的にナレッジ共有(知識・経験・ノウハウ・事例の共有するチャンネル)することも意識しています。ナレッジ共有は自身のアウトプットになるだけでなく、チームの役に立ちますし、自分の頑張りを見てもらえるきっかけになります。有益な情報を持っているだけではもったいないと感じるので、共有してCocoliveに還元しています。
鈴木:すごいですね。それはCocoliveに入社される前からやられていたことなんですか?
佐藤:いえ、Cocoliveに入社してからですね。Cocoliveではナレッジを共有する文化があるので、その文化に触れ、すごく純粋にこの文化に溶け込みたいと感じたことがきっかけで始めました。また、自己分析した結果、自分が得意なことは何かをまとめて発信することだと気づいたので、それを資料にまとめてみよう、共有してみようと感じて個人的に動き始めました。
また、Cocoliveで利用しているチャットがすごく役立っています。多くの方たちがナレッジを投稿していますし、過去のやり取りもチェックできるので、蓄積されたノウハウや経験を学べます。Cocoliveには出社している方やフルリモートの方など、それぞれの勤務方法を選んでいるので、社内全体の動きがわかることも含めてすごく良い文化だなと感じます。
一緒に困難を乗り越える仲間、手を差し伸べてくれる上司がいる会社
鈴木:Cocoliveに入社して良かったポイントや魅力を教えてください。
宮居:人を否定しないという文化があること、そして業務課題が出た際にはチーム全体で一丸となって考えてくれることがCocoliveの魅力だと思います。
また、抽象的にはなりますが素敵な方が大勢いる会社だと感じます。悩んでいるときや焦っているときに、手を差し伸べてくれる方ばかりなので、転職してきた私もうまく会社に溶け込めています。
鈴木:佐藤さんはいかがですか?
佐藤:社員一人ひとりが、自分の持っている情報やノウハウを惜しみなく共有してくれる良い会社だと感じています。また、その共有された情報を受け入れて、もっと会社を良くしていこう、盛り上げていこうという姿勢がすごく素敵だなと思います。
あとは、皆さん察する能力がすごい人たちばかりです。私が悩んでいるときにはすぐに「どうしたの?」というように連絡をくれるため、リモートで働いていても孤独感がありませんし、上司や部下など関係なく、誰にでも相談しやすい空気がすごく魅力的です。
前職は、上司が決めたことに従うのが当たり前でしたが、Cocoliveは新人の意見も受け入れてくれる良い会社です。若手の意見が重要な部分にまで反映してくれる会社ですので、私はそういった部分に働きやすさを感じています。
まとめ
サクセスとして活躍されている宮居さん・佐藤さんのインタビューを通じて、Cocoliveの挑戦・成長できる環境があるということを実感することができました。
Cocoliveには困っているひとを見捨てずに手を差し伸べてくれる人がいるため、働くうえでのモチベーションにもなります。
また、得た有益な知識を共有し合うことで新たな発見ができる良い機会もあるのがCocoliveの魅力です。
成長できる環境で働きたい!と思っている方のエントリーを、お待ちしております!